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原因

ぎっくり腰について

ぎっくり腰の原因は一体何なのか?

原因として諸説語られるぎっくり腰ですが、当院で考えている原因は こんなことです。

ぎっくり腰の原因は胃腸の冷え?

ぎっくり腰の原因として胃腸の冷えが関わっていることは、まず間違いないと 考えています。なぜなら、胃腸の働きをよくするつぼに鍼やお灸をすると 改善することがとても多いからです。

特に慢性的な下痢症の方や、ぎっくり腰発症時に下痢をされている方の胃腸状態 を回復させてあげれば、大きな効果を期待できます。

胃腸の冷えが原因のぎっくり腰は、冷たいものを飲み始める春の終りごろから夏の初めごろと 秋口が頻発する時期です。

ぎっくり腰の場合、どんなタイプのものでもかがんだ姿勢をとることが 難しくなりますが、胃と関係の深いぎっくり腰の場合、座った状態から 立ったときなどに背筋を伸ばしにくいという症状がよくみられます。

繰り返すぎっくり腰は左右のアンバランスあり

定期的にぎっくり腰になる方には、左半身と右半身のバランスが普段から悪い という人が多いようです。 ですからぎっくり腰になった場合には、毎回ほとんど同じ症状が自覚されます。

左右のアンバランスが出てくる原因としては、体の使い方に偏りがある ことが考えられます。 かばんを肩に掛けるにしても、左右で掛けやすい方とそうでない方があります。 それでもできる限り両方使うようにするべきです。

歩くときの地面のけり方・強さの違いには特に注意すべきです。普段気にも留めずに 歩いていますが、注意してみると、地面をけりやすいほう、けりにくいほうが あることがわかります。蹴りにくいほうは親指の根元できちんとけれていない ことがよくあります。両足とも同じようにけることで、膝や骨盤にかかる負担を 左右均等にしやすくなります。

立つ時間の長い人は、立ち方にも気をつけましょう。自衛官の休めの姿勢 のように、左右の足に均等に体重を掛けるのが理想です。 そうできないときは、軸にして立つ足を左右交互に入れ替えるようにしましょう。

足の冷えからもぎっくり腰が!

冬は胃腸にあまり負担のかからない季節ですが、それでもぎっくり腰になるひとは 意外に少なくありません。 それは、足の冷えからもぎっくり腰が起きるからです。

東洋医学的に考えると、 足が冷えることで最も負担のかかる臓器は腎臓です。キネシオロジーという 学問によると、腎臓が疲れると腸腰筋という筋肉の働きがおちます。

腸腰筋は腰を前側に引っ張っている筋肉ですが、それが弱くなると、前かがみに なるときに緊張する背中の筋肉との拮抗バランスが崩れ、結果ぎっくり腰が 発症してしまいます。

足の冷えのほか、夜更かしや糖分の摂りすぎでも腎臓は疲れてしまうようです。 ですからこれらもぎっくり腰の原因となりえます。

余談ですが、慢性腰痛や椎間板ヘルニアの原因としても腸腰筋は大きく関わっている と考えられます。

睡眠時に起こるぎっくり腰はリンパの流れの悪さから

ぎっくり腰に限らず、朝起きたときの症状が悪化している人は、リンパの流れが 滞りやすい人です。 起床後30分ほど動いていると症状が徐々に緩和されてくるのは、滞っていた リンパが筋肉の運動によって流れ始めるからです。

ではどんな時に睡眠時のリンパの流れが滞るのでしょう。

睡眠中は寝返りをするくらいで、日中とくらべ筋肉や関節の運動が 極端に少なくなります。それでも、起床時に体調の悪さを感じない 人は睡眠中のリンパの流れが保たれています。 どのようにして保たれているのかというと、呼吸とそれに伴う 胸郭の動きによります。 ところが体に疲れが溜まってきたりすると、呼吸が浅くなるため 胸郭の動きが小さくなり、その結果リンパの流れが悪くなってしまうのです。

心臓から押し出された動脈血の7割が静脈で、3割がリンパ管 でまた心臓に帰っていくとされています。 血行がわるいから・・とよく言われますが、滞るのは静脈より むしろリンパの流れです。

夜間や起床時に症状の悪化を自覚される方は、息を完全に吐ききる ことを毎日何度かするようにしましょう。 例えばトイレに入ったら吐く、と決めておくと習慣にできます。

思い切り吸うことはあっても、吐くことはあまりないことに 気がつくと思います。 思った以上の効果を得られるでしょう。

いつもよくいわれるあの原因はどうなの?

重いものをもつことが原因だとか、肥満、老化、栄養不足などが原因と書かれていることが よくあります。 それについてはこちらをご覧ください。

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